第33回中国柔拳演武大会

全日本柔拳連盟は、渋谷駅再開発プロジェクトに伴い、2015年12月に新道場に移転致しました。
旧道場からすぐの立地で、今後、再開発が終了すると駅からはほぼ屋根のある道を通って行き来が出来る、大変便利な場所です。

新しい道場の完成を、会員一同心待ちにしていましたが、同時に、旧道場への惜別の念も捨てがたく、
落成式当日は、寂しさと喜びが交差する一日となりました。

旧道場に感謝と共にお別れ

当日は、お昼に旧道場に集合。会員有志が剣などの武器、備品類を手で新道場に運び、お世話になった旧道場の掃除。
清掃終了後、金王神社神職による清めの儀式をしていただき、参加者全員で、旧道場に感謝とお別れを告げました。

最後に、地曳寛子会長が看板を降ろし、本当に旧道場とはお別れです。
涙雨の中、全員で新道場に移動しました。



新道場 落成式典

金王神社神職による新道場のお清めのあと、新道場落成式典が盛大に執り行われました。
地曳寛子会長による誓詞奉納と挨拶、地曳秀峰名誉会長の挨拶に続き、会員代表として川岸和男特別顧問から祝辞が述べられました。
厳かな雰囲気の中、新しい道場への期待から、会員からは終始笑みがこぼれ、和やかな式典となりました。


奉納演武

落成式典に続き、地曳寛子会長、国際教練、本部指導員、支部長による奉納演武です。
新道場に、王樹金老師から伝承した技が引き継がれた瞬間となりました。




鏡開きと記念撮影

奉納演武を無事に終え、会員有志から寄贈された樽酒で鏡開きを行いました。
会長や名誉会長から御神酒を頂き、気持ちも新たに修練に励もうと決意しました。
そして、最後に、参加者全員で記念撮影。思い出深い落成式となりました。




落成記念レセプション

新道場での落成式典の後、夕方からは、セルリアンホテルにおいてレセプションが開催されました。

地曳寛子会長と地曳秀峰名誉会長からのご挨拶に続き、会員代表として風間章一国際教練からの祝辞。
そして、萩澤成彦国際教練の音頭で乾杯となりました。

歓談の中、秀峰名誉会長と寛子会長への質問コーナーでは、
最初に道場を開設した当時のご苦労などをお話し頂き、
今の恵まれた練習環境を改めて幸せに思うひとときでした。

また、風間指導員、萩澤指導員、谷内田指導員、宇式指導員、鈴木基起指導員など
古参の指導員に急遽インタビューを敢行。
入門当時の想い出や、隣に座る指導員の若かりし日のエピソードなど、
普段の練習ではなかなか聞くことができないお話しの数々に会場は大いに盛り上がりました。

レセプション中盤には、上位10位の皆さんには、個人指導や連盟Tシャツなどがプレゼントされる
「じゃんけん大会」が行われ、個人指導券をめぐり白熱した戦いが!
ところが、最後に優勝者とじゃんけんをした地曳秀峰名誉会長があっさりと勝利。
やはり柔拳連盟で一番強いのは、秀峰名誉会長だった、という結末に・・・
改めて秀峰名誉会長のすごさを実感したひとときでした!

レセプションの最後には、全国の支部長を代表して早瀬治支部長から祝辞を頂き、
谷内田一郎国際教練が締めを行い、散会となりました。